今年の夏休みは期間をフルに活用し、フェリーとレンタカーで北海道を南北に横断する長期旅へ行ってきました。今回はその中での一つ、利尻島で「利尻山」に登った記録になります。
今回は鴛泊(おしどり)港付近の宿を拠点にしました。本当はキャンプ場でテント泊も検討したのですが、装備が揃っていない同行者がいたため宿泊施設を利用。さすがハイシーズン、想像以上に宿泊費が高騰していましたが快適さを優先しました。
アクセス|北麓野営場
利尻山の登山口は北麓野営場の中にあります。
鴛泊港のフェリー到着時間を考えると相当早い人でない限り島内での1泊が必須なのではと思います。
アクセスはレンタカー、徒歩、自転車、宿の送迎があります。
多くの宿泊施設では午前5時頃からの送迎サービスがあるようですが、それより早く登りたい方は自分でアクセス手段の確保が必要です。
登山ルート|鴛泊ルート
・北麓野営場から山頂の往復:約9時間
沓形方面(東側)からのルートもあるようですが、三眺山以降は通行禁止になっていました。
崩落で将来的に登れなくなる話や新ルート整備の話もあるようです、結果どうなるのか不明です。
北麓野営場へ出発
午前3時の道中、離島かつ北海道とい う高緯度な立地もあってすでに空が明るくなり始めていました。
また、利尻島は熊がいない事もあって暗がりでも安気です。
甘露泉水
野営場を過ぎて水場に到着。
まだまだ暗いですが、既に何組かとすれ違っています。
5合目
4合目が登山口。そこから少し歩くと5合目の雷鳥の道標です。
私は見た事がないのですが、北海道にはエゾライチョウという固有種がいます。
利尻島にも生息しているのでしょうか。
道中①
第1展望台を過ぎた辺りで日が昇ってきました。
離島なだけあり展望は良いのですが…
日が昇るにつれて気温がぐんぐん上がり北海道とは思えないほどの暑さです。
6合目
目の前の山頂が長官山です。
6合目とは書かれています、距離的には半分くらい。
ここからまだ1000m位標高を上げます。
長官山
ここで体感的には半分位です。小休止をとります。
0時に登り始めて下山途中という猛者達に遭遇しました。
道中②
山全体が見えるポイントは結構限られているみたいです。
直射日光は暑いですが、東側の斜面は風が抜けて比較的涼しく感じられました。
休憩を取るなら、避難小屋付近の日陰や、風が南北に抜けるオープンなスペースが圧倒的におすすめです。
道中③
道中は離島ならではのダイナミックな景観です。
島の輪郭がくっきりと見え、水平線が美しく広がっています。
ガスが少なければロシアも見えるとの事。
道中④
山道の脇が崩れ落ちている危険箇所が数カ所ありました。
また、沓形ルートの合流地点は通行禁止の看板がかけてありました。
写真の黒いパイプに土を詰めた道を抜けるともうすぐ山頂です。
ローソク岩
ローソク岩が見えてきたら、その左側の頂点が山頂です。
地味に急登です。気合で乗り切りましょう。
利尻山山頂
山頂到着です。お疲れさまです。
祠があり、漁師の方々の海難避けの為に船のスクリューが奉納されていました。

利尻山(南峰)
ここから目と鼻の先に「本当の最高点(南峰)」が見えるのですが、かなり昔から立ち入り禁止になっています。「私が歳をとってしまう前に行けるといいな」と願いつつ、安全な場所からその姿を眺めました。