登山

【天狗岳】黒百合ヒュッテでテント泊

6月末にテント装備で長距離を歩く計画をしています。
今回、自分の体力の確認をするためにテント装備で東天狗に登り黒百合ヒュッテにテント泊をする計画を立てました。
黒百合ヒュッテはおいしい食事を提供してくれることで有名です。
また、積雪時にしらびそ小屋から東天狗にアプローチした際に断念したため、東天狗のリベンジという意味も含めてこのコースを選びました。
東天狗からは、天候が良ければ八ヶ岳全体を見渡すことができます。
また、天狗の奥庭と言われる場所では特異な岩場を望むことができます。

目次

登山計画

今回は東天狗までの往復とテント場で1泊することを考えました。
総重量は約10キロ程度に抑えたかったので黒百合ヒュッテで昼食を購入し、夕飯と翌日の朝食については自炊することにしました。
テント装備一式、寝袋と防寒用のダウン、ストーブと予備を含め3食分の食料を用意しました。
天気予報では夕方から一時的に雨が降るとのことだったので、早朝スタートして正午近くにはテント場に戻ってくる計画を立てました。(結果的には降りませんでしたが…)
黒百合ヒュッテのテント場は予約不要で、1名ごとに1,000円、テント1張りごとに500円の費用設定でした。


食事の内の1食は山食定番のサラダチキン塩ラーメンのアレンジです。
コンビニで一式購入できる上、何も考えず鍋に放り込むだけで食べれるおすすめのメニューです。
<リスト>
・塩ラーメン
・サラダチキン
・燻製煮卵

登山口へのアクセス方法


・唐沢鉱泉の登山者専用駐車場に駐車します。
・バイオトイレが駐車場に併設されています。(有料)
・土曜日は早い時間で満車になります。
・唐沢鉱泉は日帰り入浴可能ですが、午前10:00~の受付となっていました。

8時時点で駐車場は満車、路駐必死でした。

唐沢鉱泉

登山記録


体力に自信が無かった為、唐沢鉱泉から西尾根ではなく黒百合平方面に向かって登り始めます。


道中は八ヶ岳らしい道のりで、樹林帯、ガレ場、橋の繰り返しです。
唐沢分岐まで1時間、黒百合ヒュッテまでさらに1時間でした。


黒百合ヒュッテに到着しました。
ヒュッテの受付でお金を払い、札を貰いテントの設営をします。
嬉しい事に地面に直接設営するのではなく、パレットが既に設置されており上に設営する形でした。
寒さ対策もできますし、テントが汚れ難いのも有難いです。


設営が終わったら中山峠 → 東天狗 → 天狗の奥庭 → 黒百合ヒュッテ と周回を開始します。


東天狗までの道中です。
晴天である事もあり風景が綺麗に見えます。
正面に見えているのでが天狗岳のシンボルの岩稜です。(と私が勝手に思っているだけです。)


のんびり歩いていると特に苦もなく東天狗に到着します。


東天狗から景観が最高です。
赤岳、阿弥陀岳、硫黄岳と八ヶ岳の有名処は全て見通す事ができます。
天候が良さもあり、んびりしていると眠たくなってくるので早めに下り始めます。


下りは天狗の奥庭方向(左側から)下ります。
岩場である事もあって結構辛い下り道でした。


天狗の奥庭です。
岩場の上をバランスを取りながら進んでいきます。
面白いのですが結構足にきます。
天狗になった気分です。


すりばち池です。
ここまで来ると黒百合ヒュッテまで残り30分程度です。
積雪時は道迷いが多い所だそうです。


黒百合ヒュッテに戻ってきました。
テント場で残り時間をボーと一泊して過ごして脳みそをリフレッシュして早朝に下山します。
温度は夜間で4度程度まで下がりましたのでダウン無しだと震えて眠る事になります。

反省と次回計画

結果的にですが、10キロを担いだ状態でも2時間歩いても大分余裕がありました。
同装備で西尾根から登って日帰りで帰っても大丈夫だったかもしれません。
次回は4時間程度の道のりで計画をしてみます。

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