本日は残雪の木曽駒ケ岳に登ってきました。
前から登りたいとは思っていたのですが、ピッケル利用が必須なので暫く練習をしていました。
目次
登山ルート
・菅の台バスセンターからバスとロープウェイを乗り継いで千畳敷駅から山頂を目指します。
・夏であれば北御所登山口や桂木場登山口からアクセスできますが、冬はこのルートが一般的かと思います。
・菅の台バスセンターからのチケットは駐車場横のチケット売り場かオンラインで購入が可能です。
(オンラインは2024年の3月末までの試験販売との事)
・菅の台バスセンター駐車場の利用には800円が必要になります。
アクセス方法
・最寄りのICは駒ヶ根ICになります。
・駒ヶ根ICから菅の台バスセンターまで10分未満です。名古屋ICから駒ヶ根ICまで約2時間です。
・駒ヶ根ICから菅の台バスセンター方面に行くとコンビニエンストアがありません。
(2024年3月時点)
・食料品や携帯食は事前購入をおすすめします。
・綺麗なトイレがあります。
装備
・アイゼンとピッケルは必須です。
・冬の千畳敷から八丁坂は雪崩が多く、また滑落する事故が毎年発生しています。
・もらい事故をしない為にもヘルメットもあった方が良いです。
登山記録
菅の台バスセンター駐車場です。
夏場は日の出前に満車になりますが、冬場は比較的余裕があります。
当日は始発前に臨時便のバスが出た事もあり、混雑する事なくバスに乗る事ができました。
ニホンカモシカです。
ロープウェイ乗り場のしらび平駅までの道中で何回か遭遇しました。
人やバスを見ても逃げるそぶりがないので、敵として認識されていないのかもしれません。
登山客より間違いなく健脚です。
しらび平駅からロ-プウェイに乗って千畳敷駅に向かいます。
地上駅前には除雪の影響もあり残雪はまばらでしたが、山頂付近は100cm以上の積雪でした。
ロープウェイですが始発の登りは臨時便が出て数本多く運航されていました。
下りの最終便は時間が決まっているので間に合うように下山をします。
千畳敷駅を降りて千畳敷カールもとい八丁坂を登ります。
冬の木曾駒ケ岳にお花畑なんてありません。この激坂の八丁坂が全体の工程の8割を占めます。
勾配が緩いうちは良いのですが、急になるとトレースも浅くなりアイゼンとピッケルを力一杯打ち込むようにして登ります。
八丁坂を登り終えると、宝剣山荘周辺に出ます。
当日はこの辺りが一番風が弱く、山荘の影で休憩している人が多かったです。
宝剣山荘から暫く歩いて中岳付近です。
目の前に頂上山荘と木曽駒ケ岳が見えています。
中岳付近が最も強風でした。
中岳から少し歩いて木曾駒ケ岳に到着です。
三角点は雪に埋もれて見えなくなってしまっていたので、山頂の鳥居を撮りました。
写山頂からは冠雪した御嶽山も見えていました。
コースタイム
往復で約3時間30分