前回の続き、今回はキナバル山登山。
【海外遠征】キナバル山 / Takoさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
キナバル山登山の予約ついて
キナバル山に登る為には事前予約が必要です。予約方法は日本の代理店ツアー、現地ツアー、個人手配の3つの方法があります。
個人手配については、キナバル公園を管理するロッジに自分で連絡をする必要がある為、英語が堪能でないと難しいかと思います。
私も個人手配で考えていましたが、メールの返答内容が2転3転し内容を理解できなくなったので日本の代理店に依頼する形に変更しました。
個人手配か現地ツアーであれば、日本の代理店を経由するのに比べて旅費が半分以下になるので挑戦できる人はやった方が良いかと思います。
キナバル山登山の計画について
日本の代理店で予約した所、下記のプランになりました。
1日目:麓のキナバル公園のロッジで1泊
2日目:8合目の山小屋にて1泊
3日目:日の出前に山小屋を出発して山頂へ、その後キナバル公園まで下山。
市内に宿泊して登山当日に公園に送迎するパターンや、日に数組だけの日帰りプランもあるようです。
外国人が登る場合は、予約の段階でガイドが付きます。
ガイドの人は現地部族の方が勤めており、大半の人が英語が堪能で一部の人は日本語も話せます。
キナバル山登山
登山口はティンポホンゲートです。キナバル公園の受付から送迎があります。
登山口から8合目の山小屋までが6時間、8合目から山頂までが4時間、下山が7時間位です。
一本道でガイドも付きますので迷う事がありません。但しガイドは基本何もしません。
英語が話せれば、動植物の案内はしてくれますが先頭を歩く事はありません。
道中で同僚と雑談をしたりもしています。
ただ、非常時は頼もしく標準体重位の人なら背負って山小屋まで上げてくれます。
日本では考えられない緩さが良いです。
山小屋までの道のりは熱帯林です。
標高は相当高いはずなのですが半袖で充分な温度です。
トイレと休憩所が1K間隔で設置されていて気楽に登れます。
上記の写真はウツボカズラ。
キナバル山には3種類のウツボカズラは生息しているとの事です。
山小屋(ラバンラタレストハウス)に到着。標高は3273m。
高山病が怖いので軽くストレッチをしながらのんびりします。
翌日は日の出前に出発です。
山小屋より上部、山頂付近は岩稜体です。
滑りやすそうに見えましたが、滑り難く歩きやすいです。
ガイドはロープを掴めと言いますが殆ど使う事はありませんでした。
山頂直下のみ足場が悪いです。
どこからでも登れるのですが、人が多くルートが限られます。
山頂に到着したら足早に下山します。
山頂の向かいにあるのが上記の写真。
ガイドは"ゴリラの顔"と言っていました。
山小屋まで戻って来たら野鳥がお出迎えしてくれました。
次回の最後の記事では観光について書きます。