雪の蓼科山で登り始めをしてきました。
冬の蓼科山は雪山の練習にお勧めの場所です。
(冬山装備を揃えている方に対してお勧めです。)
目次
冬の登山ルート
蓼科山の冬の登山ルートは下記があるようです。
1、すずらん峠園地駐車場(女神茶屋前)を利用して山頂に登る。
(冬の一般的ルートです。往復で約5時間程度です。)
2、白樺高原国際スキー場のゴンドラを利用して山頂に登る。
(ゴンドラの営業時間が調べてもよく分からなかったので避けました。)
3、北八ヶ岳から縦走で辿り着く。
(一部の健脚・上級者が試すルート。)
今回は、”1、すずらん峠園地駐車場(女神茶屋前)”からのルートで登りました。
アクセス方法
<すずらん峠園地駐車場>
すずらん峠園地駐車場はビーナスラインの途中にあります。
冬季のビーナスラインは積雪、凍結があるので冬用タイヤ必須です。
また、除雪車が走行している事もあるの注意して走りましょう。
・名古屋ICから駐車場は高速道路を利用して約4時間でした。
・白樺湖側と茅野町側からアクセスできますが、前泊するなら白樺湖側からアクセスした方が距離の関係で便利です。
・駐車場にはバイオトイレが有ります。1回100円を集金箱に入れて利用します。
・登山口は駐車場から少し歩いた女神茶屋の前にあります。バス停があるので分かりやすいです。
装備
・冬の八ヶ岳周辺はとても寒いので、冬用の上下シェルは必須です。
・チェーンスパイクと12本アイゼンを両方持っていった方が良いかと思います。
・ストックとピッケル
私は12本アイゼンで登りましたが、積雪が浅い部分ではアイゼンの刃が雪に刺さりきらず転倒しかける事がありました。当日の積雪状況に合わせての使い分けをお勧めします。
ストックとピッケル両方持っていきましたがストックしか使いませんでした。滑落防止の目的もあるのでピッケル必須かな・・・と思います。
前日に積雪もありー10度まで気温が下がっておりとても寒い状態でしたが、正午頃になると体を動かしている事もあってインナー1枚でも充分な状態でした。
登山記録
登り始め 蓼科山 / Takoさんの蓼科山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
上記はYAMAPに投稿した記録になります。
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すずらん峠園地駐車場に車を駐車してスタートします。
すずらん峠園地駐車場に停められない場合は、ビーナスラインを南側に進めば所々に駐車スペースがあります。
積雪がそこそこあるので駐車場で12本アイゼンを装着して山頂を目指します。
女神茶屋です。
この反対側にバス停があり登山口になっています。
女神茶屋は飲食店のようですが冬季閉業中でした。
最初は平坦な雪道を進みます。
この辺りですが木の根が登山道の方に向かって伸びておりアイゼンの前刃がひっかかります。
1回転倒しましたが積雪のお陰で難を逃れました。
最初の平坦な道を進みきると残りはず~と登りです。
この登りですが2000m付近位までは、積雪が浅くアイゼンが刺さり難い所がありました。
登っている途中に反対側を振り替えると絶景です。
位置的に入笠山や甲斐駒の方でしょうか。
これが最後の急登です。登り切れば山頂に到着します。
へろへろになって進んでいる横をスキップするように進んでいく地元民(3時間往復ペース)が居て唖然とします。
山頂に到着しました。
蓼科山は諏訪富士と呼ばれる事もあり、独立した山峰になっており山頂から360度の絶景を見る事ができます。
絶景を見ながら地上から持ってきた抹茶ラテ(熱湯)を飲んで下山します。
抹茶ラテで舌をやけどしたのが今日の一番の失敗でした。
次からは温めにするか、冷まして飲もうと思います。
コースタイム
駐車場から山頂まで登りが3時間、下りが2時間、計5時間でした。