【塩見岳】|南アルプス・塩見岳へ!小屋泊で挑む黒い鉄兜

7月初旬、南アルプスの中でも奥深い塩見岳(しおみだけ)への登山を決行しました。当初はキャンセル待ちだった塩見小屋の予約が、奇跡的に取れたのがきっかけです。

仕事終わり、夜の高速道路を走らせ、登山口近くの駐車場で車中泊。翌朝登り始めました。

アクセス|塩見岳へのアクセスと準備

  • 鳥倉林道ゲート駐車場へのアクセスは、松川IC又は飯田ICを降りて車で約1時間30分、トンネルから単車線、街灯無しの道路を走行します。夜道で走ると結構怖い。
  • 駐車場は第一駐車場から第三駐車場までありますが、深夜着なので第一駐車場に駐車できました。
  • 期間限定で駅やICからのバスがあるようです。詳しくはこちらを確認してください。(伊那バスのページ)

駐車場について

  • 第一駐車場から登山口までは徒歩で約1時間です。バス利用と自転車利用の場合は登山口まで行けます。
    車の場合は第一駐車場にあるゲートまでで残りは徒歩です。

<塩見小屋泊の方へ> 下山時、バスの時間によってはギリギリになる可能性があります。
事前に時刻表をしっかり確認しておくことを強くおすすめします!5時30分に小屋を出てCT130%位でギリギリでした。(まあ今回バス使ってないのであまり関係ないのですが…)

鳥倉林道ゲート駐車場

登山ルート|鳥倉林道ゲート駐車場~三伏峠小屋~塩見小屋~塩見岳の往復コース

結構な数のアレンジルートがあるようなのですが、間ノ岳や蝙蝠岳から縦走する時間も勇気も無いし、オーソドックスなルートでアプローチ

鳥倉林道ゲート駐車場~三伏峠小屋(約2時間30分)
三伏峠小屋~塩見小屋(約2時間30分)
塩見小屋~塩見岳~塩見小屋(約2時間)
塩見小屋~鳥倉林道ゲート駐車場(約4時間30分)

鳥倉林道ゲート駐車場~三伏峠小屋まで

鳥倉林道ゲート

一般車両通行禁止のゲートを通って登山口に向かいます。
ここから先はバスと自転車と徒歩専用です。折り畳み自転車があれば40分位短縮できそう。

道中

登山口までの道中はほぼ平坦。南側に見えるあの山は何だろうな。

鳥倉登山口

登山口からようやく本格的な登山道です。バスと自転車の場合はここまでこれます。
登山口には簡易的なトイレとバス待ちの休憩所があります。

三伏峠小屋まで

三伏峠小屋までは10分割の看板表示があります。
親切心ではあるのでしょうが、道中が長いので心を折りに来ている気がします。

道中①

道中はこんな道です。週末ということもありテント泊装備の方が多かったです。
テント泊装備の重量を担いて10時間オーバーを歩く人達はすごいですよね。

道中②

視界が切れる場所では、中央アルプスや南アルプスが見えます。
午前中は天気がよく展望が良かったです。塩川小屋方面のルートはもう復旧しないのかな。

三伏峠小屋

三伏峠小屋に到着。テント装備の方々はここで一泊される方が多いです。
この小屋から塩見岳方面と烏帽子岳方面に分岐します。

三伏峠小屋~塩見小屋

分岐

塩見岳方面と烏帽子岳方面の分岐、荒川岳までの標準時間は12時間オーバーです。
塩見岳方面なので左側に進みます。

三伏山

三伏山に到着。ここから本谷山までの道中が視界が空けており歩いていて気持ち良かったです。

道中③

気持ちの良い道中を暫く歩きます。右前方に見えているのが塩見岳かな。

有名看板

本谷山まで登りその後暫く下る。この看板まで下るとあとは登りです。
登り返しの多さを考えると往路の下山時が怖いなと思いながら進みます。

塩見小屋

塩見小屋の写真がこれしかなかった。
塩見岳に荷物をデポしたら塩見岳の山頂に向かいます。
山頂は正面に見えている山のもう一つ向こうです。

道中④

午後になって雲が上がってきました。雨が降る前に塩見小屋まで戻ってきたいので足早に進みます。
鎖場や片足しか載せられない岩場が数カ所続きかなり危険です。この辺りでヘルメットを装着しました。

道中⑤

鎖場を登り切り、ガスの向こうに見える目印が山頂。
この間の数十メートルが最も楽しいです。曇ってきたし雷鳥出てこないかと期待しています。

塩見岳山頂

山頂に着きました。
塩見岳は落雷が多い場所のようですので雨が降りだす前に下山します。

塩見小屋の夕飯と朝食


小屋まで戻って夕食と朝食。暖かい汁物を頂けるのはとても有難いです。
地のもののおかずで、ごはんと汁物はお代わり自由でした。

往路

下山時は太陽を背にして進みます。

総括
奇跡的に予約が取れた塩見小屋のおかげで、南アルプスの塩見岳を満喫できました。登り返しが何回かありアップダウンはきついですが、「黒い鉄兜」の迫力は一見の価値ありです!

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