以前、天候不良と時間切れで撤退を余儀なくされたトムラウシ山(とむらうしやま)。北海道の屋根、大雪山系にあるこの名峰に、7月ついにリベンジを果たしてきました!今回は北海道が記録的な猛暑に見舞われる中での挑戦となりましたが、念願の山頂へたどり着くことができました。
アクセス|トムラウシ山へのアクセスと準備
- 前日に飛行機を利用して中部国際空港から新千歳空港へ。
- レンタカーを空港で借り、登山のスタート地点に近い富良野市で宿泊。
移動時間は空港から約2時間30分 - 日の出前の早朝に富良野市から短縮登山口の駐車場まで移動。
移動時間は富良野市から約3時間
登山口までの道のり
- トムラウシ温泉までは一部砂利道がありますが舗装道路です。
- トムラウシ温泉から短縮登山口までは未舗装の道を走ります。
車高の低い乗用車では厳しいかもしれません。 - 夜明け前に到着しましたが、既に駐車場の半分ほどが埋まっていました。
登山口にトイレがある事もあり、車中泊で早朝から登り始める登山者が多いようです。
短縮登山口駐車場
登山ルート|オーソドックスな山頂往復ルート
- 今回のコースは、オーソドックスな短縮登山口~トムラウシ山の往復ルート
- 所要時間:往復で約10時間
短縮登山口~前トム平まで
短縮登山口からの道中①
登山口から約2時間は、緩やかな登りを淡々と歩きます。
北海道の山々は標高差に対して山の裾野が広く道のりが長い印象があります。
短縮登山口からの道中②
正面に見えているのは富良野岳でしょうか。
段々と重くなる空模様も心配しながら道中を進みます。
大雨の翌日であった事もあり、泥濘だらけで既に靴は泥まみれです。
ナキウサギの住処
コマドリ沢を越えて30分程度でナキウサギの住処を通過します。
鳴き声は聞こえるのですが姿は見えず。10分程度頑張って諦めました。
前トム平
前トム平を経由して山頂に進みます。
この辺りからガスと強風で視界が少なくなります。
トムラウシ公園
トムラウシ公園に到着。北海道なだけあって雪が残っています。
当日は時期的な事もあり学生さんや海外からの団体さんの登山客が多く、賑わっていました。
人が多いと野生動物のリスクが下がるの有難かったです。山頂はここら1時間くらい。
トムラウシ山山頂
道中色々なモノはあったのですが、ガスと強風で写真を撮る余力なし。
山頂直下の岩場の強風を耐えながらなんとか到着。
総括
晴天ではありませんでしたが、3回目の挑戦でなんとか登頂する事ができました。
前回は短縮登山口が使えずに時間切れとなりましたが、今回コースタイムの省略もできなんとか登頂。
長い道のりでしたが、雄大な景色と、大雪山系の奥深さを感じられる感動は格別でした。