ブログを再開します。
6月初めに甲斐駒ヶ岳に登ってきました。
今回は北沢峠からのルートです。標準タイム7時間超えとなりますが、山頂直下の直登コースを避ければ比較的挑戦しやすいコースです。ただし、アクセス方法やバスの混雑状況など、事前に知っておいたほうが良い情報がいろいろあったのでまとめておきます。
アクセス|主要都市からの時間と方法
名古屋方面から仙流荘に
- 名古屋方面から:車で約3時間、高速代は片道約5,000円
- 伊那市の「伊那バスターミナル」から仙流荘まではバスが出ていますが、本数は多くありません。
→ バス時刻表はこちら(2025年の時刻表) - 最寄り駅からタクシー利用の方もちらほらいました。
駐車場について
- 仙流荘の林道バス専用駐車場に誘導されます。
- 宿泊の場合は宿で駐車券を発行してもらえます。
- 駐車料金1,000円でした。
林道バス(仙流荘〜北沢峠)
- 乗車券の購入:仙流荘1階フロアで購入。(野外の購入場所から変わったようです。)
当日朝も購入可能ですが、宿泊者は事前購入ができました。 - チケット料金と時刻表こちらを確認。(2025年の時刻表)
始発2時間前からリュックを置いての場所取りが始まっていました。私が行った6月の土曜日には、すでに100名以上が並んでおり、混雑を避けたい方は早めの行動が必須です。
1台で乗り切れない場合は臨時便が出るようです。バスの車内では、運転手さんが登山道の様子やビューポイントを丁寧に解説してくれます。
仙流荘バス停
始発前4時位から並び始めていました。
登山ルート|北沢峠〜甲斐駒ヶ岳〜北沢峠
今回のコースは以下です。
北沢峠 → 双児山経由 → 甲斐駒ヶ岳山頂 → 仙水峠 → 北沢峠 へ下山
- 所要時間:休憩込みで登り4時間、下り3時間半の合計約7時間半、休憩を取らなければ7時間弱で下りられそうです。
北沢峠
ここから甲斐駒ヶ岳に登っていきます。登山口にはトイレも整備されています。
双児山
初めのピーク、双児山からの稜線の景観が見事でした。
ここからは登り→下り→また登りの繰り返しで少しずつ高度を上げていきます。
駒津峰
ここが、甲斐駒方面と仙水峠への分岐路。甲斐駒ヶ岳が綺麗に見えます。
ここから山頂まで「1時間半くらいかな」と思っていましたが、実際には思った以上に遠かったです。
直登コース分岐
山頂直下には直登ルートがありますが、目の前の人が足を滑らせてヒヤッとしたのを見たので安全第一で巻き道を選択しました。山頂近くは砂地が多く滑りやすいため、慎重に登りました。
甲斐駒ヶ岳山
山頂に到着、わらじの祠に参拝。
快晴もあってここからの風景が絶景でした。
山頂からの絶景!
富士山と地蔵岳
仙丈ヶ岳
下山ルートと天然水
下山は仙水峠に抜けるコースへ。
仙水小屋で南アルプスの天然水を頂いて下山しました。
北沢峠から仙流荘へ戻るバスは13時/15時/16時の3本。
15時に間に合うように下山します。
仙水峠
このルートはアップダウンがほぼなくひたすら下り、比較的楽でした…が、思った以上に長かったです。
途中、仙水小屋でいただいた「南アルプスの天然水(本物!)」が、キンキンに冷えていて最高においしかったです。
総括
久しぶりの7時間越えの登山でしたが、天気も景色も最高だったおかげで、不思議と疲れを感じませんでした。甲斐駒ヶ岳は何度か登っていますが、今回のルートは特に景観が良く、「また登ってもいいな」と思える山です。とはいえ、仙丈ケ岳も甲斐駒ヶ岳も行ったので、北沢峠はしばらくお休みかなと思います。
今年はもう少し、北アルプスや南アルプスを登っていきたいところ。